昨日、しろと一緒に新宿まで観劇しに行ってまいりました


そちらの感想を書いていこうと思います

演劇企画集団THE・ガジラ

若手試演公演　1st satelite　「寒花」


お話は、明治４２年、初代韓国総督府である

伊藤博文を暗殺した安重根の、

旅順の監獄での話



監獄の中では、国賊である安重根を、

正常な状態での（精神異常だと裁判にならないので）

死刑執行を目的とする日本政府側の人間、

上からの圧力と、監獄での異常な空間で

住む人々が、

一人の死刑囚（安重根）により

立場、役割により

豹変していく様を描いており、



明治時代まで存在した

階級社会を、宗教、現代の日本に絡ませ、

男たちの戦いを描き、

訴えている



ただし、実際見ていて非常に疲れてしまった

もちろん、ある一定の水準にクオリティであるし

見た後に、モヤモヤするものでもなかった




なぜかと言えば、

非常に時間配分や音響効果が気になってしまった。

見ている側では、サクサク進んでほしい所を

すこし長くやっていたり、

似たような効果音を多数使っていたりして

そういった少しのストレスが、

かなり濃い内容と相まって

疲れる、といった結果になってしまたのではないだろうか



さらに言えば、近代なので

我々の年代には

ある意味知られない話題であり

60代の方々には、かなり面白い舞台だったかもしれない



しかしながら、非常に興味深く、

魅力的な舞台であったことは確かである




では、また